遅刻して登校したが箸がなくてお弁当が食べられないこと、河合隼雄先生の本を読んで、不登校についてようやく少しわかった気がする

朝、ベッドの上で無言で泣く娘
学校休むなら、全日制の高校は受けないって約束したよね??
そのまま出勤するも、落ち着かない

厳しすぎたかな
いや、これだけ言っても起きられない子に800万円も賭けられないよな
これをきっかけに、さらに引きこもったりするかな


昼前になって
おじいさんから一言メール

〈学校にいった〉

私から担任の先生にメール

〈毎日登校するなら全日制受けていいことにしたのですが、今朝は無言で泣くだけでした。
しかし、今から学校にむかったようです。
無事登校できたら、少し気にかけてあげて下さいませ〉

昼になって娘から電話
〈お弁当に箸いれた?〉

あ、いれてないやー

じゃ、いい
今日はお弁当食べない
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言葉の割に、声は明るい

前も、箸忘れて食べなかったんだよな
まわりの子たちに借りるとか何とか、自力で何ともできないらしい

今朝は起きてこないので、お弁当用の箸は片付けて
家用の箸とお弁当とをお盆の上に置いておいたのだ

とりあえず、登校できたのね

帰宅時もケロッとしている

担任の先生がひょこっときて
<元気?>と一言だけ声をかけて
すぐ去ったそうだ 笑

先生なりに気にかけてくれた様子が目に浮かぶ

娘が上から目線で言うには
先生、基本的に生徒に全然興味ないんだけど
最近ようやく興味をもとうと努力してくれていると 笑


明日通信制の見学、制服じゃなくていいよね?

行く気あるのか、よかった

しかし、明日の朝になったら動けなくなっている可能性も多いにある
このために1日有給とってるんだけどなー
通信制の先生も娘のために特別準備してくれているはずだし
ドタキャンするくらいなら、私一人で行くか?
いや、娘が行かなきゃ意味ないな、、
胃に穴があきそうだ

この本のおかげで、少し落ち着く

河合隼雄先生の「カウンセリングを考える」
上下




ここ何日か大切に読み進めているが、もうすぐ終わってしまう
優しい。そして、天才!!

不登校について、丸々一章をさいてくれている
ようやく少しわかった気がする
私も少し、落ち着けた気がする

理解を間違えているところも多いと思うが、以下、わたしがなるほど、と思ったこと

不登校がこうやったら解決する!
そんな方法は、ない
科学的に客観的にデータをとったり分析したりできるものではない、
一つの正解があるものでは、ないのだ

各々が答えを見つけなくてはならない
何のために勉強するのか?
何のために生きるのか?
自分は何者なのか?

カウンセラーは、クライアントに寄り添い、励ます
正解は与えられない
クライアントが自分で見つけなければならない

一つの事例で上手くいったことが
他の事例で上手くいくとは限らない

けれども、たくさんの事例を見ていくと
全く別のようにみえる事例が、
他の事例に役に立つことがある


家族の誰か1人が悪いということはない
全体のバランスや、何世代も続く問題があることも多い
今、子供が体をはって、家族の問題を表している
高名な分析家や教育者でも、自身で大きな問題を抱えていることが少なくない
どうにもならないことは多い
その中でこれからの家族のありかたを、見つけていけたらよい

優しい (T . T) あたたかい(T . T)

モノがない時代は、あれこれ工夫したり、モノが手に入れば幸せだったが、
今は、いくらモノがあっても心が満たされない
子供は親の心がほしい

カウンセラーは、気軽にできるように思われがちだが、プロ野球の選手並みに難しい仕事である

ただし、思い出のマーニーのおじいさんおばあさんのように、心理学など何も知らない人の愛情が、大変効果的だったりもする

お話は思い出のマーニーなどの児童文学、昔話から、母性、父性、禅にまで及ぶ

不登校の解決本は沢山読んできたが
この本は別格だ
早く出会いたかった



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